小児期に発症するアレルギーは、赤ちゃんの乳児湿疹にはじまり、離乳食を開始するころからは食物アレルギーやアトピー性皮膚炎がみられるようになります。生後6か月ころではゼーゼー・ヒューヒューを反復する喘鳴(ぜんめい)や、2歳前後の幼児期には気管支喘息が出現することもあります。小学校入学のころからは、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などが増加してきます。アレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)を持ったお子さまに、これらのアレルギーが次々と連鎖して現れる現象をアレルギー・マーチと呼びますが、この場合、一連の流れとしての診療が大切になります。
アレルギー疾患は原因物質となるアレルゲンを正確に特定することが第一歩です。それぞれの疾患を、検査や臨床症状に基づいて正しく診断し、適切なケアと治療を行うことで、現在かかっている疾患の悪化を抑えることができ、さらには新たなアレルギーの発症予防にもつながります。お子さまとご家族に寄り添い、ご負担を軽減できるよう診療を進めていきます。お子さまのアレルギーが心配の方やお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

